活動報告

雨が降る前の稲刈りが始まりました。

2023年7月29日

天気予報では今夜から1週間程雨が降るそうです。雨が1週間も降ると、運良く晴れたとしても3日は田んぼが乾くのを待つ必要があるので今日を逃すと次は10日後の稲刈りになりそうです。

そのためあちらこちらで朝から稲刈りが始まりました。
35度の中、高齢の農家の方々が熱中症になりかけながら頑張っています。
午前中後半に稲刈りで気分が悪くなったと熱中症で日高医院に来られました。

稲刈りが遅れると、米の質が落ちるためか値段が下がります。その分農家の収入は減ります。頑張れば熱中症、ゆっくりやると収入減という現実があります。

後継者のいない今の農業はいつまで続けられるかは時間の問題のようです。

台風を避けて今の早期水稲が始まりましたが、6月田植え10月稲刈りの普通作の方が良いのか分かりません。他の地域や他県では普通作をしています。

いずれ議論が必要になると思います。昨年秋のコスモスの種が落ちて今花を咲かせている田んぼが近くにありました。コスモスのことを考えて田植えをされなかったのでしょうか?

高齢化とともにこの様な選択があるのも嬉しいですね。農家の方の収入は減りますけど。農家の皆さんは老後の農業をどうするか考えておられるようですね。

やすらぎの田園に立つと、これからの日本の農業が見えて来そうです。