無責任力について。

リストカットをしたけど死にきれなかったと話す患者さんが来られました。

いろんなことが重なって生きることにつかれたのでしょうか。本人の想いをしっかり聴いた後に、「無責任力」の話をしました。

何もかも放り投げて命を絶つことは、完全な無責任状態になるのではないでしょうか。 そして、家族や友人を含めて周囲の方々の人生に言いようのない重いものを残してしまいます。

どうせ無責任状態になるのであれば、生きたまま無責任状態になってはどうですか。しっかり眠る、声をかけられても起きない、少しずつ食べて、トイレに行ってはまた眠る。

何と言われようが無責任になる。つまり「無責任力」を鍛えることではないでしょうか。

とにかく生きてみる。  

そして、自分に「これでいいんだよ!今の自分でいいんだよ! 明日は、明日の風が吹く!」と言い聞かせながら眠る。

周りからいろいろ言われても「それがどうした! だから?」と言い返せる「無責任力」を身に着けることが、生きる力ではないでしょうか・・
とね。